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2012年2月26日日曜日

天海祐希とオルセー NHK-BS2

タイトルは少し違うが、昨夜と今夜の2回、NHK-BS2で1時間半番組があり、DVDに録画したものを半分ですが見ました。

懐かしいオルセー美術館が、展示の背景を変え、青みがかった濃灰色にし、自然光の取り入れを80%カットして、色が引き立つようにしたそうです。

私は2005年の暮れに例によって出張帰りに、午前中駆け足でルーブルとオルセーを回りました。 

オルセーにいたのは、1時間強でしょうか、でも心底からモネが好きになり、それから機会を見つけてはモネを見に行くようにしています。

時間ができれば、ゆっくりと、そう、1日かけてオルセーを見に行きたいですね。

番組によると、何故1800年代の後半に、印象派が色鮮やかな画風で出現したのかも、1850年過ぎにナポレオン3世の命令でパリの建物を大改造した事が遠因にあるとか。  

ゴッホもオランダ時代は暗い色の絵を書いていたが、パリの明るい雰囲気に触れて原色を好むように変わったと。

凱旋門から続く大通りはたしかに広いが、122m幅があるという番組での実測でした。 

名古屋の100m道路の1。2倍ですか。

道路幅を広げ、ビルの形状を日差しが入りやすくし、窓を大きくした、それで明るい日差しがビルに、中庭に入るようになったのだとのことです。

私はモネが見られればそれで十分なんですが、この番組はまだまだ他にパリを色々な方角から見せてくれそうで大変結構ですね。

パリに興味のある方は今夜後半があるので是非御覧ください。 

私はDVDで録画設定をしました。

2012年2月25日土曜日

大阪駅前CDショップwaltyの事

去年12月に見つけた大阪駅前ビルのWaltyというクラシック専門CD店に行って来ました、3回目の訪問です。  

週末大阪で新卒社員募集の説明会などあり、日帰り出張は2回/月でも、考えてみれば震災以来の大阪宿泊出張でありました。

Walltyは良い雰囲気の店構えで、何を買おうかなと思って十分程いましたが、結局お店で良い音で鳴っていた、ロッシーニーの弦楽のためのソナタ(イタリア合奏団)ほか2枚組みを買っちゃいました。 

私は初めて聞く曲ですが大変気に入っています。

スチューダーのCDプレーヤーとダイヤトーンDS2000で艶のあるキレイな音だったので、「私のホーンスピーカーと比べてみたいので」
と言ったら、

ご主人は「この時代のオーディオ製品は、日本のメーカーが本気で作っていた時代だからいーですね。  でもその時代は自分も海外製品を使っていたが、やっと戻ってきましたよ」

とのことでした。

家に帰って音を比較してみると、私のホーンの方が多分広帯域で現代的な音色だが、ダイヤトーンのバランスと音色の艶は耳に残っています。

2012年2月19日日曜日

テスター前置アンプの製作(ミリボル用)

今日は天気が良いのに、まだ足も完治でなく、1-2週間待てと医者から言われたのでテニスにはいけません。  

そこで以前購入していた、テスター前置アンプの製作にとりかかりました。

「実験で学ぶトランジスターアンプの設計」という本(黒田徹著)に、通常のテスターにOPアンプ2段(OPA2350)で前置アンプ(本ではアダプター)の製作方法が出ており、ミリボルを買わずにこれを作ることにしました。

アダプターの特性は;
測定レンジ 30mV〜10Vrms
周波数特性 (-0.5db/入力電圧1V時) 10Hz〜1MHz
同 (-0.5db/0.1V時)  10Hz〜300KHz
測定誤差 ±5%

なのでミリボルというのは言い過ぎかもしれませんが、調整用としては十分でしょう。  

回路はサンハヤトのユニバーサル基盤上に組み、プリント基盤ではないので、裏面の配線は私としてははじめての経験ですが、やってみます。

抵抗、コンデンサー、ダイオードを組み初日はここまでです。



なお、前述の本では、1石から11石までのアンプが作れると同時に、このアダプターとフリーソフト(WaveSpectra/WaveGene)を使用して、アンプの周波数特性と歪率を測定します。

最終的には15Wパワーアンプで1khz/10khzの歪率を0.001%以下に出来る、と書いてあるので挑戦することにします。

本と別売のプリント基盤と部品も購入済みです。



昼のNHK囲碁は、謝依旻(シャ イミン)さん残念ながら羽根直樹さんに敗れましたね。 

1ヶ月前には現NHK杯山田規三生さんに上辺から中央23目の大石をとって、勝ったときはビックリでした。

2012年2月18日土曜日

横浜市スポーツ医科学センターの事

土曜日の朝、整形外科に行ってきました、というのも2週間前のテニスの最中に、股関節のあたりを痛めました。

直後は坂道が辛い、胡座がかけない、朝のラジオ体操が痛くてできない。。。

丁度6年前に今の会社に変わった直後、膝に痛みが出て、テニスクラブの先輩にすすめられていったので今回で2回目です。

前回は、リハビリのトレーニングを1回センターで行い、さらに自宅で出来るトレーニング方法をPCで紙1枚作ってもらい、朝出社前30分のリハビリを2週間続けて完治しました。

今回は股関節ではなく、その周辺の筋肉痛のようで、前回同様、リハビリのプログラムをもらって帰りました。  

待合室には、「当センターは、スポーツ選手やスポーツ愛好者が、ケガなどを起こした時に、再度スポーツができるようなサポートをすることを目的として・・・」という趣旨(正確ではない)が書かれており、若い本格派のスポーツ選手なども来ております。

新横浜と小机の間にある、日産スタジジアムのなかにありますが、お困りの方はどうぞご利用ください。

2012年2月17日金曜日

「はやぶさ」プロジェクトの講演会を聞いて

2月16日、富士ゼロックスさんの招待で、JAXA川口淳一郎シニアフェローの講演会を聞いてきました。

私も規模が600億円迄の複数の情報通信プロジェクトに述べ10年海外の3ヶ国で携わって来たので、プロジェクト管理には大変興味を持っており、いずれ本を書きたいと思っていました。

はやぶさのプロジェクトについて、色々な内輪話も含めてちょうど1時間の講演会でしたが、とても印象に残ったので以下に示します。  

なお私の速記による点で、誤解など有った場合は私の責任であります。

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小惑星探査の目的は、地球では地表から調査の出来ない深層部の成分を、小惑星を調査する事により明らかにして、地震発生のメカニズムなどの解明に役立てる。

はやぶさの独創的なところは、①イオンエンジン、②自律型ロボット機構、③弾丸発射によるサンプル採取、④帰還方法としてカプセルを直接突っ込ませた、⑤スイングバイ航法、であった。

どうして独創的な事が出来たかはJAXAの環境による。  

プロジェクトのモチベーションをどうやって維持できたかは、シナリオを作った時点で半分位終わっている。  

プロジェクト方針をどうやって決めて行くかの、プロセスそのものをチームに見せたのが、良い意見がどんどん出てきた理由となった。

2005.1.26にはやぶさは燃料を使い果たして一度死んでしまったが、その前にいとかわにソフトの不具合で弾丸を打ちこめなかった。  7週間目に電波を受信。  モチベーションを落とさないように、管制センターにはいつもポットのお湯を熱くしておいた。

NASAは機会有るごとに、はやぶさは素晴らしいが、世界で2番目で有り、スターダストが1番だと主張し、米国のモチベーションを落とさない作戦だが、技術的な難易度のレベルが違い、はやぶさはonly oneである。  

日本人は2番の方が安心であると思っているのなら問題だ。

日本を閉塞感に追い込むものはアイディア、創造力の欠如、日本から工場が消える事態など。  

日米の差は大学にもあり、米国大学院は20-30%は外国人で、卒業後米国に残る。  

日本は外国人も少なく、皆帰国する。  

日本は製造の国であったが、近隣諸国が追いついてきた。  

創造の国へと変わらないといけないので、人材の育成が必要だ。  

高い目標を超えれば、新たな水平線が見えてくる。 

Steve JobsのようなThink differentな人間が日本にでてきてもおかしくない。

はやぶさは、創造できるのだという自信と希望となったと思う。

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考えてみると、僕も人のやる事に続こうという発想は一切無く、思い詰めた事だけをやってきたし、上司の追認はあっても、指示はほとんど無かったな。

2012年2月16日木曜日

ホイットニーヒューストン 南ア1994 you tube

残念ながら、18日がお葬式です。 

you tube上で以前から見ていたところが今回わからなくなりかけていましたが、PCに記録していたのでお知らせします。  1994年南アフリカでの演奏です。

見ていただけると、最近の動画や、CDと迫力・息づき・活力などなど・・・全く違いますね。

途中で聴衆に、I'm finally home! という場面がありますが、米国でも多分言わない本音かもしれません。
本当に全盛期の雰囲気が感じられます。  

ものすごい、とんでもない歌唱力ですね。

また可愛い親戚の子供を含めたダンスも愛らしい。
http://www.youtube.com/watch?v=E5Wa0yngIpY

20日21:50追記 ホイットニの葬儀も埋葬も終わったのです。 

現在このyou tubeは104,218という驚異的な試聴になっています。 

彼女のこの紫色の衣装はTVのあちこちでここ数日見られたのは、代表的な演奏だったんだろうと思います。

2月27日夜 再び見ると、11百万回見られている6分の動画が有りました。 
歌回しから見ると多分最近のものでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=tYFHAvULvJ0&feature=related

3月1日、南アの動画を見るたびに、人種問題を乗り越えて、ホイットニーがこの出演にかける意気込みが他と異なるというか、あるいは聴衆が違っていたのでしょうか。

いずれにしても結果は I have finally come home to see my people.と本人が行っていますね!

3月9日、聞くたびに惜しい人を亡くしました。

2012年2月12日日曜日

ホイットニーヒューストンを悼んで

今日2月12日の昼のNHKニュースで米国のホテルで亡くなったのを聞いて大変残念です。

城山三郎さんが亡くなられたと聞いた時を思い出しました。

ここ1年ほどはまっているのが、クラシックではなく、樹里かれん、Eye's、そしてホイットニーだったしいつも、今朝も、聴きながらブログを書いていました。

CDやyou tubeで、聴いたり見たりできるのはほとんど2000年より前のものが多かったですね。

昨年は米国の飛行機に乗る際にトラブルが起きて、あやうく飛行機から下ろされそうになったり、この1月には資産をすでに食いつぶして今後出すアルバムをかたに借金しているとか(真偽は判りませんが)、良いニュースはなかったな。

でも、でも、、
Saving all my love for you
Greatest love of you
Run to you
All at once
How will I know

などなど、素晴らしい、高音のしっかりした声の歌は、間違いなく米国を、いや、世界を代表する歌姫のものでした。  

歌詞の意味は別として何より、彼女の力強い歌声は私に元気を与えてくれました。

元夫に教えられたという麻薬が彼女の再起を不可能にしたのは事実でしょうから、人生伴侶の選択は大事ということです。

1994年の南アフリカ独立直後の演奏は、今でもyou tubeで検索ができます。 

you tube上では、その後のマレーシアKLでの演奏の方が音質は良いですが、演奏の雰囲気はいくつかある演奏会のなかで南アが抜群でかつ最長(約2時間)です。

履歴回数が比較的少ない(全世界で1万回少し、私が10回以上)なので余り知られていないかも。

彼女の全盛期の代表作だと私は思いますし、多くのCDとはまた違った雰囲気がすばらしいですよ。  

この映像はDVDになっているのか、あれば購入したいですがご存知な方教えてください。  

マンデラ大統領も当時会場で聞かれたようで冒頭に2回ほどでてこられます。

彼女の親戚である子供たちを中心に、可愛いバックダンスも見られます。

享年48歳だとは大変惜しい事ですね。

良い歌を、元気を有難う。

ご冥福を心からお祈りします。

合掌

(17:40 囲碁会からかえって来て、googole検索すると、この頃ニュースは一旦英語versionになるが、ホイットニーの死が世界・・全米のトップニュースですね。 今も彼女のCDからリッピングした曲を聴きながらブログしています。)

2月14日夜:もう一度サウスアフリカでのyou tubeを見たくなったのですが、すごいことになっていて彼女の映像が皆さんに繰り返し見られているようでどこにあるのかもわからなくなっております。

2月16日夜:お葬式は、2月18日に彼女が少女時代に歌っていた教会でされるが、ネット中継をするそうです。  あらためて、you tubeを見ると、今まで見れなかった最近の姿を見につけ、何か疲れを感じます。

3月23日夜:死因が発表されて、「コカイン使用に伴う心臓疾患による浴槽内での偶発的な溺死」だそうです。 昼のTVニュースでは、コカインが体内から検出されたとも。

前段にも書きましたが、人生良い伴侶(少なくとも麻薬を薦めて死に至らしめない)の選択が大事ですね。

USB-DDCの音質改善(4) Casing

バッテリーと、LC回路を装着した基盤が剥き出しで転がっているのは、やはり危険で見栄えが良くないのでタカチの箱に入れました。

結構Casingは面倒で時間がかかるものです。 

ほぼ半日、アルミのケースを工具がないので、木工用の糸鋸で干渉する部分を切り落としたりして、写真が外観と蓋を開けたところです。

バッテリー電圧チェック用の青色LED買ってあるのですが、まだ付けてません。


PCの前にある箱には、PCからの黒いUSBケーブルで信号をいれ、USBからの給電は切って、この箱にあるバッテリーで給電をする。  

信号には自定数の異なる二段のRL回路を挿入して、混変調歪みを広帯域に除去してS/Nを上げる。

効果はVICSのDACをエミスケさんのDACに変えたときも音質の向上に驚いたが、DAC内部の改良とこの箱の効果も大変なものです。

音質が艶かしく、しっとりとしてLPのアナログの音に近づきました。



EM DACはケースも入れれば10万円程かかったでしょうが、この箱は見てのとおり5千円もかかりません。

手前にあるカラフルなコードは手作りのUSBケーブルで、M2TECHのDDCをこの写真のように取り付けると座りが悪いので箱とDDC間の接続用に用意しました。

でもまずはDDC直結としてしばらくは使いません。

このままで良ければシンプルイズベストですから。

ただM3×6mmのボルトで蓋を開け閉めするのはチョット辛い。 

バッテリー充電を外から出来るように作り直すかな〜 

少し使ってまた考えます。

2012年2月11日土曜日

BLUE NOTE best jazz collection(2)

一応、2週間に1回3枚のCDを購入しました。 

A4判で13頁前後の解説書も付いてきます。

CD1:Miles Davis
Autumn Leaves/Dear Old Stockholm/Yesterday/Tempus Fugit/It Never Entered My Mind/How Deep Is The Ocean 

全て1950年代の録音ですが、音質は悪くなく何より若々しいテクニックの冴が楽しめます。

CD2:Herbie Hancock
Maiden Voyage/Speak Like A Child/Watermelon Man/Riot/Cantaloupe Island 

全て1960年代の録音です。 最初のMaiden Voyageという曲、すばらしいですね、好きです。

CD3;Sonny Rollins
Asiatic Raes/Decision/The Survey With The Fringe On Top/You Stepped Out Of A Dream/Namely You

1950-60年代の録音で、ロリンズのサックスのテクニックが冴え渡るし、録音状態は極めて良くほぼ現代の録音並みです。

次は2月21日にArt Blakeyを発売するとのことです。

2012年2月4日土曜日

EM-DAC4399Q2の音質改善

DACの音質改善については、多くのHP/ブログはOPアンプの差し替えや、コンデンサーの交換に関して報告がなされていますが、ここではフィルターによる高調波歪みの除去という観点で検討します。

朝から、安井先生の2段RLを2組み作りました。


写真で上のコイルはNECトーキンの既製品でSN8D-400です。  

2段のRL回路を組み合わせる理由は、自定数を変えて、広帯域のフィルターを構成するためで、そのために、超高帯域用のコイルは、上のコイルを巻き戻します。

写真中段のコイルは、その途中で、下段のコイルは4ターンまで巻き戻したものです。



2組みのコイルを、DACの上に置いたところで、



この回路をDCA出力に挿入します。 写真は挿入前、



この写真は挿入後で、例によって空中配線ですが、午後からテニスにゆくために、兎も角、音を聴きながらこのブログを書いています。

最近比較にはホイットニーの savuing all my lve for youやrun to youを使っていますが、ともかく静寂性がグット増加したという感じです。

音のレベルが良くなった(変わった)という事ではないが、素晴らしい音にどんどんなっているのが実感です。

もし雑音がどんどん取り除けているとすれば、このように聞こえるだろうなと思いますね。

現在はDACの後は信号ラインにしかコイルが入っていませんが、いずれ電源ラインにも入れてみます。


【追記、同日21:20】 
今回の改良でバッテリードライブにしましたが、バッテリーのSWをOFFにするのをついつい忘れがちで、そのまま1週間程すぎると、いつか当然聞こえなくなります。

バッテリー充電に半日かかるので止む無く、その間DDCの駆動をPC直結かつ音質改善回路抜きに戻すと、元の詰まったノッペラボーな、箱庭的な音に戻ります。

一連の対策は効果があったのだとニンマリしますねー。

どう変わったかと言えば、

「倍音が意識できる、音に奥行が出てきた、艶かしい、しっとりとした音になった」

と言え、この音色の方向はLPレコードの方向だが、クリアーさはやはりディジタル。


バッテリーOFFを忘れないように、ケーシングする時に電圧表示もLEDでも付けますか。

【更に追記 2月11日、午前】
スピーカーも安定してきたことがあるかもしれませんが、DDCのバッテリー駆動と、フィルタによる音質改善で本当に音色が素晴らしくなってきたと思います。

朝から音楽を自室で聞くことが増えました。

音色に厚みがでて、倍音が重なり、深み、多分S/Nが利いているのか、つやのある、しっとり感のある音に変わった。。。

元々表現力に乏しくて、これ以上うまくいえませんが。

MJ無線と実験2012年3月号を見ても、新しく発表されているCDやDACの今のはやりは、混変調歪対策やディジタルノイズ対策や電源対策、金田式では、(電流伝送)バッテッリードライブなどです。

フィデリクスからは、DC供給機として3.3Vー20V程度のDC電源で、3端子レギュレーター外を見直して30dbもS/Nの良い物を売り出しています。

それなら一層バッテリー駆動が論理的に良いですねといいたい。  

本当に効くので、是非お試しください。

結果が出たら教えてください。

先輩方はhttp://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/1862698.htmlこういう測定もされているので、そのうち試してみたいです。